FX初心者はドル円だけやっておけばいい理由
FX初心者が通貨ペア選びで迷うのは時間の無駄。ドル円だけに絞った方がいい理由を、5年間いろいろ触って痛感した経験から書く。
FX始めたとき、最初に悩んだのが通貨ペア選びだった。
ドル円、ユーロドル、ポンド円、豪ドル、ゴールド。選択肢が多すぎて、どれから手をつけていいかわからない。「初心者におすすめの通貨ペア」でググって、出てくる記事を片っ端から読んだ。
結論から言うと、ドル円だけやっとけばよかった。
いろいろ触って失敗した
ドル円から始めて、すぐにユーロドルに手を出した。「世界で一番取引量が多い通貨ペアだから」みたいな理由で。次にポンド円。「ボラティリティが高いから稼ぎやすい」と聞いて。ゴールドにも手を出した。「トレンドが出やすい」と。
結果、全部中途半端になった。
通貨ペアごとにクセが違う
これ、やってみないとわからなかった。
ドル円は比較的おとなしい。レンジになりやすくて、動くときは経済指標でドカンと動く。ユーロドルはドル円に似てるけど、欧州時間の動き方が違う。ポンド円は「殺人通貨」と呼ばれるだけあって、一瞬で50pips動いたりする。ゴールドはもっとひどい。100pips逆行とか普通にある。
それぞれの通貨ペアに「クセ」がある。損切り幅、利確ポイント、動きやすい時間帯、反応する経済指標。全部違う。
複数の通貨ペアを同時に見てると、どの通貨ペアの特徴も中途半端にしか把握できない。結局どれも読めないまま、なんとなくエントリーして、なんとなく負ける。
ドル円だけでいい理由
5年いろいろ触って、今はドル円しか見てない。理由は3つ。
1. スプレッドが一番狭い
国内業者なら0.2銭とか。海外でも他の通貨ペアより圧倒的に狭い。スプレッドは「見えないコスト」で、スキャルピングだけじゃなくデイトレでも地味に効いてくる。
2. 情報が圧倒的に多い
日本語の情報量が段違い。米雇用統計、FOMC、日銀会合。ニュースもSNSの考察も、ドル円に関しては情報が溢れてる。他の通貨ペアだと、英語の情報を追わないといけないケースが増える。
3. 値動きが読みやすい
ポンドやゴールドと比べると、ドル円は値動きが穏やか。テクニカル分析が効きやすいし、ストップを置いても急な逆行で刈られにくい。初心者がチャートの読み方を練習するには最適。
「ドル円はボラが小さくて稼げない」問題
これ、よく言われる。確かにポンド円やゴールドに比べたら、1日の値幅は小さい。
でも、ボラが大きい通貨ペアで稼げてるか?と聞かれたら、当時の自分は「全然」だった。ボラが大きいということは、損切りも大きくなるということ。利益も大きいけど、損失も大きい。ロット管理が甘い初心者がやると、一瞬で口座を飛ばす。
ドル円の小さなボラで確実にプラスを積む方が、結果的には残る金額が多い。派手さはないけど。
1つに絞るメリット
通貨ペアを1つに絞ると、チャートの見え方が変わる。
毎日同じ通貨ペアを見てると、「この時間帯はこう動きやすい」「この水準はサポートになりやすい」「指標前はこういう動き方をする」みたいな感覚が身につく。
これは、複数の通貨ペアを見てるときには絶対に得られなかった。
プロ野球のピッチャーだって、全球種を同時に練習しない。まず1つの球種を磨いて、それが安定してから次に行く。トレードも同じだと思う。
ドル円に慣れてから広げればいい
ドル円で安定して利益を出せるようになったら、そのときに他の通貨ペアに広げればいい。
ドル円で身につけたチャートの読み方、資金管理、メンタルコントロール。これらは他の通貨ペアでも使える。土台があるから、新しい通貨ペアのクセを覚えるのも早い。
でも、最初から複数やると、土台ができないまま表面だけ触ることになる。5年かけて痛感した。
最初はドル円だけ。つまらないかもしれない。地味かもしれない。でも、生き残るにはそれが一番近道だった。
よくある質問
Q: FX初心者におすすめの通貨ペアは?
ドル円(USD/JPY)一択。スプレッドが最も狭く、情報量が圧倒的に多い。値動きも比較的穏やかで、初心者が相場感覚を養うのに最適。
Q: FX初心者がドル円以外の通貨ペアを触ると危険?
すぐに危険ではないが、ポンド系やゴールドは値動きが激しく、スプレッドも広い。ロット管理がまだ身についていない段階で触ると、想定以上の損失を出しやすい。
Q: ドル円だけで稼げるようになる?
十分になれる。ドル円は流動性が高く、テクニカルが効きやすい。1つの通貨ペアを深く理解する方が、複数を浅く触るよりトータルの成績は良くなる。