【FPが断言】投資信託選びは、もう迷わない！初心者が選ぶべき「たった2つの選択肢」

投資信託選びで、あなたの「未来」は大きく変わる

こんにちは！独立系ファイナンシャルプランナーの山田です。

新NISAが始まり、「よし、投資を始めよう！」と意気込んだものの、証券会社のサイトを開いて、その商品数の多さに、思わずフリーズしてしまった…そんな経験、ありませんか？

「投資信託」と一言で言っても、その数は数千本。「どれを選べばいいんだ…」と、途方に暮れてしまうのも無理はありません。

しかし、安心してください。私が、長年の経験から断言します。 投資初心者が、本当に選ぶべき投資信託は、たった2つのシンプルな選択肢しかありません。

この2つを理解し、どちらかを選んで、あとは「ほったらかし」にする。それだけで、あなたの資産形成は、驚くほどスムーズに進んでいくはずです。

投資信託には、大きく分けて2つの「顔」があります。

この2つの違いを理解することが、投資信託選びの第一歩です。

インデックスファンドは、日経平均株価や、アメリカのS&P500といった「特定の指数」に連動することを目指す投資信託です。

例えるなら、**「クラスの平均点を目指す」**ようなもの。

手数料が、とにかく安い。 市場の平均点を目指すだけなので、運用に手間がかかりません。だから、私たちが支払う手数料（信託報酬）も、驚くほど安く抑えられています。手数料は、あなたの資産を確実に減らす「見えないコスト」。これが低いことは、長期投資において、とてつもなく大きなメリットになります。
世界経済の成長を、そのまま自分の資産にできる。 特定の指数に連動するということは、その指数が成長すれば、あなたの資産も成長する、ということです。世界経済は、長い目で見れば、必ず成長していきます。その成長の恩恵を、まるごと受け取れるのが、インデックスファンドなのです。
「ほったらかし」でOK。 銘柄選びも、売買のタイミングも、すべてAIが自動でやってくれます。あなたは、毎月コツコツと積み立てるだけで、あとは何もしなくて大丈夫です。

【FPからの断言】 投資初心者は、まずインデックスファンドから始めるべきです。 これ以外の選択肢は、一旦、頭の中から消し去ってください。

アクティブファンドは、ファンドマネージャーと呼ばれるプロが、独自の分析や判断に基づいて、市場の平均点を超えるリターンを目指す投資信託です。

例えるなら、**「クラスで一番を目指す」**ようなもの。

手数料が、高い。 プロが手間暇かけて運用するので、当然、手数料も高くなります。
市場平均に勝つのが、非常に難しい。 プロが運用するのだから、市場平均に勝てるだろう、と思いますよね？しかし、統計的に見ると、長期的に市場平均に勝ち続けられるアクティブファンドは、ごくわずかです。多くのファンドが、高い手数料を払いながら、市場平均に負けているのが現実です。
「当たり」を引くのが、宝くじ並みに難しい。 もし、あなたが「このファンドマネージャーは、天才だ！」と確信できるなら、アクティブファンドを選ぶのも良いでしょう。しかし、その「天才」を見つけるのは、至難の業です。

【FPからの忠告】 アクティブファンドは、投資経験が豊富で、自分でファンドマネージャーの力量を見極められる、上級者向けの選択肢です。初心者が安易に手を出すと、高い手数料だけを払い、市場平均にも勝てない、という悲しい結果になりかねません。

インデックスファンドの中でも、さらに「これだけは押さえておきたい」という、王道の銘柄を2つご紹介します。

eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）：通称「オルカン」。これ一本で、世界中の株式にまるっと投資できます。迷ったら、これを選べば間違いありません。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド：アメリカの優良企業500社に投資するファンド。「やっぱりアメリカが最強！」と信じるなら、こちらも有力な選択肢です。ただし、全世界株式に比べると、リスクは少し高くなります。

どちらか一つを選んで、毎月コツコツと積み立てる。それだけで、あなたの資産形成は、もう成功したも同然です。

投資信託選びは、決して難しいものではありません。

インデックスファンドの「オルカン」か「S&P500」か。 この2つのどちらかを選び、あとは、毎月コツコツと、自動で積み立てるだけ。

そして、日々の値動きに一喜一憂せず、仕事や趣味、家族との時間を、思いっきり楽しむ。

それが、投資で成功するための、最もシンプルで、最も力強い「王道」なのです。